「美」 部門賞
絢爛豪華な彩色金襴手で九谷焼の美の世界へと誘ってくれる
1906年(明治39) に初代吉田庄作氏が開業し、およそ119年、現在の4代目まで続いている窯元「錦山窯」。こちらの窯元が得意とするのが金彩の技法。金を使った彩色金欄手に長けていた初代から代々金を使った絵付けを特徴としている。「釉裏金彩」の技法を高め、国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けた3代目美統氏、四代目の幸央氏や妻のるみこ氏は伝統の技法を継承しながら、時代に合った新しい彩色金欄手を表現している。錦山窯の作品が一堂に会した「ギャラリー嘛旦」 では錦山窯の作品すべてを見ることができ、作品の購入やオーダー、工房見学も可能なのだそう。地元の観音下石を使った荘厳な建物は、デザイナーの緒方慎一郎氏が手掛けたもの。天井に能登仁行和紙を貼り、彩色金欄手の作品が映えるような工夫もされており圧巻だ。
お問い合わせ先
錦山窯/ギャラリー嘸旦 0761-22-5080
https://kinzangama.com/※掲載内容は、すべて2025年5月雑誌発売当時のデータです。